強迫神経症の不完全恐怖

不完全恐怖ってどういった症状なの?


不完全恐怖という言葉をご存知ですか?
強迫神経症の方が陥っているのが、この不完全恐怖という状態なんです。

 


不完全恐怖?
どいった状態のことですか?

 


家を出てから、鍵をかけたか、ガスの元栓をしめたか...と不安になって家まで引き返して確認したり、何度も手を洗ってしまうといったことです。
通常であれば、1、2度行えばすむようなことを、何度も何度も繰り返し行ってしまうのが不完全恐怖の症状です。

 


強迫神経症の特徴的な症状ですね。

 


ええ、そうですね。
不完全恐怖とは「自分の確認行為が不完全であることへの恐れ、行為の完全性を目指しながらも絶対的な保証が得られないことへの不安」とされています。
この恐怖感が、確認行動を繰り返し行わせていると考えられます。

 


なるほど。
確認を何度も繰り返してしまうのは、そういった自分の確認行為への不安があるからなんですね。

 


そうなんです。
ですから、不完全恐怖とは繰り返される確認行為の根源であるということです。

 


どんなにやっても「保障されない」っていうのは、怖いことだって思います。

 


私たちの行動で、100%確実を保障されてるものって、いったいどれだけあるんでしょう。
きっとほとんどありませんよね。
皆さん、そんな中で折り合いをつけて、その人なりに「大丈夫」ということにしているんですよ。

 


不完全恐怖って誰にとっても感じることはあるものなのですね。

 


ええ、私だってそうですから。
これが過剰であり、確認行為にかなりの時間を費やしている方は病院で受診しましょう。

強迫神経症の不完全恐怖ってどんな症状なの?関連ページ

強迫神経症による症状は?
強迫神経症によってどういった症状が引き起こされるのかという疑問について回答しています。
強迫神経症の確認行為ってどんな症状なの?
強迫神経症の代表的な症状である確認行為とは具体的にはどういったものなのかという疑問について回答しています。
強迫神経症の原因は?遺伝するの?
強迫神経症の原因や遺伝するのかという疑問について回答しています。